紫金石(しきんせき)について
18世紀イタリアで
偶然から生まれた美しい奇跡
ルネサンス時代、イタリアのガラス工房で職人が誤って窯の中に銅片を落としてしまったところ、偶然にも神秘的な美しさをもったガラスの人工石が生まれました。それが紫金石です。艶やかな透明感と砂金を闇夜に溶かしたような煌めきで、天然石と同じように宝石としての価値を高め、古くからジュエリーとして愛用されてきました。
時を超えて
想いを受け継いでいく
地球が長い年月をかけて育んできた、ありのままの美しさを大切にしたい。そんな想いから、アガットではブランドがスタートして以来ずっと「天然石」にこだわってきました。そして、それと同じくらい大切にしているのが「アンティーク」や「ヴィンテージ」。
そこには人から人へと受け継がれ、大切にされてきた想いがあると考えているからです。たとえば、紫金石が生まれたルネサンス時代は、今以上に“ジュエリー”に意味を見出していた時代。紫金石の美しい輝きには神秘的なパワーがあると信じられ、修道院の装飾品や魔除けに使われていたと言います。
ジュエリーが単なる装飾品ではなかった古き良き時代に思いを馳せながら、時を重ねて生まれる美しさをあなたの元へ。その特別な輝きは、きっとあなたの毎日に彩りを添えてくれます。
唯一無二の素材感をもつ
紫金石の魅力
オニキスやラピスラズリといった青みの強いシックな色合いの石は他にもありますが、漆黒の夜空のような深みと内面から浮き出るような無数のきらめきは紫金石だけのもの。角度を変えるたびにキラキラと煌めき、カットや他の石との合わせによっても様々な表情を見せてくれます。
その唯一無二の素材感と深みのあるカラーは、コーディネートにも合わせやすく、シックな華やかさで身に着ける人に寄り添います。シンプルな装いの差し色として使ったり、ダイヤモンドのアイテムと合わせてノーブルな輝きアップさせたりと、スタイリングを引き立てる名脇役になってくれるでしょう。